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ガウディを訪ねて⑦ーサンタ・テレサ学院20150630

ミリャーレス邸の石門の前面道路をさらに東へ進むとジェネラル・ミドレという大通りに出会う。この大通りを道なりに進み右手の大きな公園の終端のガンドウクセ通りを左に入ると左手にサンタ・テレサ学院。直線的で装飾が乏しく、遠目にはガウディの作品とは…

出会い

これまで経験したロングトレイルには色々な出会いがあった。 「お遍路」は "おもてなし"との出会い、「巡礼」は "国境を超えた人"との出会い、そして今回の「参詣」は"地域に根ざした人"との出会いであった。今回各地で出会って親しくお話をお聞きした人を整…

取り敢えずの総括

5月26日(木) 〜新宿 晴7時に新宿到着。到着は従来の西口の路側。バスタ新宿が出来てもまだまだ収容しきれない程の高速バス需要がある。ところでバスの乗り心地は三列シートの為幅が10cmばかり広く、間隔も広いためリクライニングも十分。ひとつ言わせてもら…

歩きのあとは

5月25日(水) 田辺〜湯浅〜和歌山〜 雨後くもり昨日の宿はゲストハウスで客は外国人がほとんどと言う。和室にでっかいドイツ人と同室。これまたデカイ荷物を持っているので聞いてみると日本に3ヶ月滞在予定とのこと。「長ズボンを沢山持ってきた」と言うが、…

とりあえず

5月24日(火) 近露6:15〜滝尻13:00〜田辺 14.3km 晴今日は「中辺路」最後の日。宿の近くに洒落た建物がある。「熊野古道なかへち美術館」で「妹島和世+西沢立衛/SANAA」が最初に手がけた美術館。"アートを通じた交流を生み出す"と言う構想とか。地元出身の画…

繋がる

5月23日(月) 熊野本宮大社6:15〜近露16:10 27.4km 晴昨日の宿「熊野バックパッカーズ」はバックパッカー対象の宿。ほとんど外国人で日本人は珍しいと言う。今夜の宿泊者は私一人で、ベッドでなく畳部屋をゲット。(夜遅く外国人女性が入り二人きりだったが…

いい湯だな

5月22日(日) 小口7:15〜熊野本宮大社13:30 16.5km 晴昨日私の前で予約無しでチェックインしていたフランスの女性。素泊まり5,000円と言われ、"too expensive"。「昨日の宿は3,000円だった」と言って出て行った。こんな山の中で他に泊まるところはない。バス…

愚痴を言いたい年頃です

5月21日(土) 那智山6:10〜小口13:20 14.5km 晴「庄次屋」のSさんが「那智大社」の宮司さんに会ったらいい話が聞けるかもしれないと言う。ある代議士の秘書Mさんは宮司さんと親しいしSさんとも親しい。その旨を宮司さんに話したら……。ややこしい関係であるが…

徒然なるままに

5月20日(金) 新宮市〜熊野那智 21.6km昨日案内してもらったNさんもなんと私と同い年。役所で企画関係の仕事をし、リタイア後その流れとご自分の関心事から歴史に基づいた地域おこし活動を続けられている。お聴きしていると非常に造詣が深く世界にまで話が及…

観光案内はガイドブックで

5月19日(木) 熊野市6:00〜新宮市12:00 33.5km 晴昨日千枚田で地元の人に話しかけた。他の人は写真撮影に入れ込んでおり話しかける者はいない。嬉しかったのかどうか色々と話してくれた。偶然にも「丸山千枚田保存会初代会長」の北さん。藤原氏の一族がこの地…

日本のマチュピチュ?

5月18日(水) 丸山千枚田 10km 晴昨日最期の峠「松本峠」無事下りきり、今回の旅の一区切りがついた思いだ。予想外の峠越えの厳しさには、この「熊野街道」を造った人そしてそこを往来をした人々への複雑な思いが繰り返し訪れる。現代文明に首まで浸かりなが…

石畳の峠越えにしばしの別れ

5月17日(火) 賀田6:10〜熊野市15:40 21.5km 雨後晴昨日の出会いは民宿「まさはる」の親父。これが話好きというかお喋り。食事中目の前で海釣りの講義。釣り人は魚の種類を決め、それ一筋に大きさを競う。他人はもとより自分の過去の記録を1ミリでも伸ばそう…

雨と言えば尾鷲

5月16日(月) 馬越6:00〜賀田14:40 21km 雨昨日も嬉しい二つの出会いがあった。上里の「庄次屋」を訪ねてみろとマップにあったので飛び込みで訪ねた。東京の設計事務所をリタイアし、故郷に帰って地域おこしに関わる色々な事をやっている。妙に話が合う。お…

峠、峠又峠

5月15日(日) 紀伊長島6:00〜馬越16:20 31.5km 晴後曇宿「ゆうがく亭」は木材商が材に拘った築60年の古民家を今の暮しに改築し、特定非営利活用法人が運営する宿泊施設。もっと知りたい方はインターネットでどうぞ。ここでも県会議員で保育園を経営しながら法…

聞き書きあれこれ

5月14日(土) 伊勢柏崎6:50〜紀伊長島13:00 20km 晴今日も早朝の野面積み昨日、寺でそろそろお暇をと腰を上げかけた時、住職がやって来て色々と話しをする。正面の立派なけやきは権太夫屋敷の屋敷林。手前の黒い屋根が屋敷。ご当主は15代山崎権太夫と言い、…

夏も近づく

5月12日(木) 栃原8:00〜滝原16:20 19.0km 快晴夕暮れになると突然気温が下がり思わず身震いをする。スペインでも日が落ちると突然寒さが襲い来てダウンを着込んだ。昼間の暑さがまったく嘘のようだったのを思い出す。最近の生活習慣から朝4時頃になると目が…

時間を気にせず

5月13日(金) 滝原7:50〜伊勢柏崎12:30 12km 晴今日も出発までの時間つぶしの野面積み一年ぶりのロングトレイル、延々と続く舗装道路、油断してストックは背中、そして突然の暑さ等が重なり、身体のあちこちの痛みと倦怠感。昨日は途中薬屋で湿布を調達。お陰…

笑門/千客万来/蘇民将来

5月11日(水) 伊勢市7:05〜栃原13:30 24.5km 曇一時小雨昨日は伊勢市駅近くのゲストハウス風見荘に宿泊。シャワー/トイレ共用で自炊用のキッチンそしてFREE WIFI。個室かベッドを選択。街歩きの後キッチンでブログを書いていると側で調理が始まり、管理人が…

伊勢へ七度、熊野へ三度

5月10日(火) 伊勢市着8:25/伊勢参宮 10km 曇のち雨無事伊勢市到着。座席は幅の狭さが気になったが、最前席しかも隣が空席の為身体を伸ばして眠れた。トイレ休憩はほぼ2時間おき4回と高齢者と女性に優しい配慮であった。田植えも終えた沿道風景…白い光は?さ…

いざ旅立ち

5月9日(月) バスタ新宿23:55発 小雨スペイン/ポルトガルでは歩き以外はほぼバスで移動した。鉄道に比し乗り心地はともかく、便利な上料金が安い。国鉄にはシニア割があるがバスにも一部を除いてシニア割がある。ありがたい事に結構な割引である。うまく最前…

伊勢路を歩く

サンチャゴ巡礼を終え帰国した時にはいつもこれが最後と思う。しかし年末が迫るに連れ放浪虫が蠢き出す。今回も……体力・気力減退の自覚と海外の経験を踏まえて日本の巡礼路・参詣道を歩いてみたいという思いが重なり、念願の熊野古道を歩くこととした。熊野…

もうひとつのYOKOHAMA

昨日大型連休の谷間に横浜本牧の「三溪園」に出かけた。以前BS朝日の番組で見かけいつか行ってみたいと思っていたところ、"新緑の古建築公開"として一部内部が公開されると聞き足を向けた。詳細はインターネットに任せるとして、生糸で財を成した横浜の実業…

伊藤若冲

昨日、雨の中を伊藤若冲展を見るべく上野に出かけた。多くの人が押しかけているとのテレビ報道を見て人出の少ない平日の午後遅く、しかも雨の日をあえて選んだ。ところが美術館の外まで傘の行列。テレビで頻繁に流される伊藤若冲特集のせいか。美術館の行列…

ガウディを訪ねて⑥ーミラーリェス邸の石門/20150630

グエル別邸に別れを告げ広い道路を東に進むと左手にそれらしいものが見えてくる。二匹の蛇が出合頭に大きな口を開けている。嘗ての広大な邸宅地の塀と門であるが、その曲線は同時代に手がけたグエル公園を思わせる。背後には当時の邸宅は既に無く、所謂日本…

ガウディを訪ねて⑤ーフィンカ・グエル(グエル別邸)/20150630

サグラダ・ファミリアをスタートにグエル公園まで、バルセロナ市街北部のガウディ作品を徒歩とメトロで巡る。スペインでは全ての道路に名前がついており、慎重に確認しながら歩けば迷子になるとは思わなかったが、メインの観光ルートではないので念のため地…

サクラサクラ

外は雨、そして今夜は春の嵐で今年のお花見も今宵限りか。先日、嘗ての職場の先輩から絵画展の案内を頂き、雨の合間を縫って国立新美術館へ出かけた。序でにお花見でもと地下鉄最寄駅の東京ミッドタウンに足を向けた。所謂お花見の名所ではないが、適度の桜…

石積み

先日高校時代の同窓会があり、その帰途お花見をということになり皇居東御苑に向かった。最近の冷え込みで開花具合は期待できなかったが、見事に満開に近い一本の大樹に出会った。樹種は染井吉野ではなくうろ覚えの吉野○○である。多くの花見客が群がっていた…

街のエレベーター

ヨーロッパには多くの古い建物が現役で使用されており、エレベーターも古いものがそのまま使われている。利用にあたってはチョット腰の引けるものもあるが、デザイン的には興味深い。建物内ではなく街中のインフラとして自己主張しているエレベーターを幾つ…

ガウディを訪ねて④ーサグラダ・ファミリア贖罪聖堂/20150630

二十数年前にバルセロナを訪れ、ガウディの作品の幾つかは駆け足で見て回った。然し、いつかユックリと時間を掛けてと思っていたが、昨年5日間 思い残すことなくバルセロナを歩き回ってきた。6月30日、市街地北部に点在するガウディの作品を訪れるべく先ずサ…

ガウディを訪ねて③ーエル・カプリッチョ(奇想邸)

20140604修道院で一夜を明かし「北の道」を西に進む。今日の行程の途中には訪問を楽しみにしていたガウディの作品がある。スペイン北部のビスケー湾に面した保養都市コミージャスにあり、実業家の夏用の家として建設されたもので、この地方では見られないイ…

国境ーfrontera(西)/fronteira(葡)/frontiere(仏)

近年シリア問題から毎日のようにヨーロッパの国境が話題となっているが、日本では実体としての国境がないので、残念ながら半分他人事として見聞きしているのが実情だろう。かつてのヨーロッパ旅行には国境越えが付きもので、地上をバスで越境の時には少なか…

ガウディを訪ねて②ーアストルガ司教館

20120919 「フランス人の道」を西に50km歩くとAstorga。Sevillaから北に延びる「銀の道」と交わる。街に入る手前で進行方向に大聖堂が現れその前面にアストルガ司教館が確認できた。アストルガ遠望一旦下り再度高台に登るとアストルガの市街地。最初ケルト人…

春一番が吹き抜けた街をぶらり

「東京都庭園美術館」へ出かけた。アール・デコ様式の旧朝香宮邸という本物の器であり、その器に相応しい企画で私のお気に入りの美術館である。展示会カレンダー今回の企画は「ガレの庭」で、北澤美術館とオルセー美術館のコレクションを主体に展示されてい…

I Have an Idea

7日、アメリカの建築家フランク・ゲーリー展に出かけた。最終日という事もあり多くの入場者で賑わっていた。建築を学んでいる学生と思われる若者、それも女性が目立った。又子供連れの若いカップルも目につき、かつて建築に携わった者として時代の移り変わり…

ガウディを訪ねて①ーボディーネス館

サンチアゴ巡礼を始めようとガイドブックを見ていると、「フランス人の道」の途中にガウディの作品が二つあるとの事。ガウディの作品はバルセロナと思い込んでいただけに思わず笑みが浮かんだ。結果として今日までの巡礼とそのご褒美としてのバス旅行で、グ…

ステンドグラスーVidrieras

ヨーロッパを歩いているとどんな小さな集落でも教会を見かける。スペインもその例外ではない。教会といえばステンドグラスが付き物であるが、その図柄は読み書きのできない民衆への布教活動の一助としてキリスト教由縁のものが主流であると聞いた。 従ってキ…

水ー色を映す

先日東京都現代美術館を訪れた帰りに、入口前の水面に何となく青っぽい色を感じた。周りを見渡してもそれらしきものは無い。写真に収め写り具合を確認すると、何と手前が強烈な青色に写っている。光の当たり具合で水の色が変わることは聞いたが、それにして…

Ninos/Criancas/こども

子供を見ているとホッとししばし疲れを忘れる。巡礼者の中にも子供の姿を見かけることがある。学校の関係や体力の関係で、たぶんお遍路に言う区切り打ちと思われる。「フランス人の道」のBurgosを過ぎたmeseta(高原)上で見かけた親子は向かい合って座り一言…

Guia ガイドブック

巡礼をするにあたってまず情報収集をします。最初に最もポピュラーな「フランス人の道」の巡礼を思い立った時、普通の旅と同様ガイドブックを求め本屋に出かけました。ところが巡礼経験者の書いた読み物は数冊あるものの、必要とする情報が整理されたものと…

Mono 猿

初ウオーキングで途中の高台の公園から初日の出を拝んで来ました。新年明けましておめでとうございます今年は申年。猿といえば日本では各地で野生の猿に出会うことができ、昨今猿と出会うことが世界中から押しかけている観光客の一つの目的にもなっています…

一期一会 銀の道

イタリア人と波長が合うのか,銀の道でも一人のイタリア人とコースの半分近くの行を共にした。すでに何度か紹介したRinaldo Assoniである。彼は殆ど英語が出来ないが不思議とコミュニケーションが取れた。話しが通じない時私はすぐに諦めてしまうが、彼はス…

一期一会 北の道

2014年にはスペイン北部の海沿いの巡礼路"北の道"に出かけた。前年念願のポルトガルも満喫したし、体力より気力に陰りを感じ、サンティアゴ巡礼は打ち止めと思っていたが。気候風土が所謂スペインと異なり面白いと聞いていたし、Bilbaoのグッゲンハイム美術…

初冬の街をぶらり

12月11日昨夜からの雨が昼前にはあがり突然青空が広がった。先日東京新聞で開催中の二つの美術展の紹介記事を眼にしたのを思い出した。開催が12月末までなので近いうちに出かけようと思っていた。昼食を済ませ、地下鉄で新宿まで出てバスに乗り込む。仕事を…

一期一会 ポルトガルの道

1913年5月1日、念願のポルトガルに足を踏み入れた。格安チケットの為アエロフロートのモスクワ経由で、LISBOAの空港到着は夜も遅く、メトロで宿の最寄駅に着いた時はすでに日付けが変わっていた。時差ぼけと情報不足であったがなんとか宿のベッドで寝ること…

一期一会 フランス人の道ー2

巡礼の出発地から400kmのほぼ中央地点に2,400人の集落Carrion de los Condes。ここに12世紀建立の Santa Maria教会があり、公営の宿舎アルベルゲが隣接している。そこのオスピタレーロ(世話人)は二人の修道女で、一人はペルーからやってきている。夜になると…

一期一会 フランス人の道ー1

巡礼中に数多くの人々との出会いがあった。地元のスペイン人はもちろんの事、カソリックを主体としたキリスト教信者や私のような他の宗教信者等、世界中の様々な国からやってきた巡礼者との出会いである。残念ながらイスラム教信者や南アフリカ以外のアフリ…

シャーリー・マクレーン

書店で中公新書の「聖地巡礼」(岡本亮輔著)を目にし、早速手に入れました。その中でサンチャゴ巡礼のバイブルと言って差し支えないとして二冊の本を紹介していました。その一冊の著者があのシャーリー・マクレーン。インターネットで調べてみると、彼女には…

俵屋宗達

前回は神楽坂の象について書いたが、何故わざわざ現地を訪れたか何となく気になっていた。以前どこかでこんなものを見かけた事があるような気がする。一種のデジャブー感である。そんな時、又もテレビのBSプレミアムで日本画家俵屋宋達の番組を見ていた時の…

ちょっぴりディープの神楽坂

神楽坂と言えばかつての花街情緒を残しながら、東京の観光名所として多くの若者やフランス人を中心とした外国人を集めている。細い石畳道、そして黒板塀の老舗料亭やレトロの中に新しさを演出した飲食店。でももう少し歩を進めて大久保通りを越えるとちょっ…

続続・エキナカアート

黄色ラインを引き返しマルケス・デ・ポンバル駅で青ラインに乗り換えると次の駅は「パルケ駅」。ここには一世を風靡した"大航海時代"をテーマにしたアズレージョ。海賊の館といった演出である。この駅は名前の通りエドウアルド公園の最寄駅で、地上に出ると…