2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

記憶のかけら–足元注意

歩き旅には足元が大事であるが、周りの景色に関心が向くため一般に足元の記憶は薄いように感じる。私は空から地面まで満遍なく関心を及ぼしながら歩く。しかし、長い歩きで心身共に疲れを覚え始めると、自然と視線は地面に固定される。 スペイン北部カンタブ…

記憶のかけら–日の入り

フランス、スペイン、ポルトガルは南欧と言われながら意外と緯度が高く、日の入りは5月で9時台、9月で8時台。一方、宿では巡礼者の疲れや翌朝の早朝出発を考え、9時消灯が暗黙の了解事項となっている。従って、屋外でじっくりと夕暮れショーを楽しむ機会…

記憶のかけら–日の出

巡礼中は涼しいうちに距離を稼ぎたいとか、予約のできないスペインのアルベルゲでのベッド確保の為に日の出前に宿を出ることが多い。宿の消灯時間が午後9時の場合が多い上、疲れで熟睡できるので全く苦にならない。地平線から赤く染まった広大な空に向かって…

記憶のかけら–雪

昨日、午後から降り出した雪を見ていて、明日は雪道を歩けると楽しみにしていた。しかし、路上の雪は車で踏み締められ、轍部分は街路灯を反射した氷道となっている。スリップしない様に雪の残っている部分を歩く。なんとか転倒なしで無事ウオーキングを終え…

謹賀新年

明けましておめでとうございます 今年もつつがなく新しい年を迎えることができました。 81回目の初日の出は、街中の高台からのありきたりの ものでしたが、我が人生の大事なマイルストーンです。 勝手ながら、撮りたての初日の出のお福分けをさせて いただき…