2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

出会った橋ール・ピュイの道-14

6月1日、「最も美しい村」Montreal-du-Gersを通過する。この村まちは12〜13CにできたBastidと呼ばれる当時の新都市である。ローマ時代から人が住み着き、自然発生的に集落が形成されてきたフランスの片田舎で、このような計画的なまちづくりはまに”新都市”で…

出会った橋ール・ピュイの道-13

巡礼路には色々な宿があるが巡礼者はほぼGIteを選ぶ。家族経営の小規模の宿で日本の民宿にあたる。ベッドは蚕棚であるが、素泊まりで€15前後、二食付きで€30前後と長期の旅でも大きな負担にならない。地元の方との接点になるし、何よりも巡礼者同士の情報交…

出会った橋ール・ピュイの道-12

5月30日、広大な麦畑が続く。比較的平坦な微高地のためアクセントになる橋には縁がない。麦の穂浪に紛れこんで群生するケシに疲労感が束の間であるが消え去る。 宿泊地La Romieuも城塞都市である。外周を建物でぎっしり取り巻枯れた中に入るとなんとなく安心…

出会った橋ール・ピュイの道-11

17Cにフランス南部の物資運輸のインフラとして、ガロンヌ運河とミディ運河の開鑿により大西洋と地中海が結ばれた。その後、その役割は鉄道や自動車に取って代わられ、今ではレジャー活動のインフラとして活用されている。Moissacのにはヨーロッパ各地からや…