2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ガウディを訪ねて17ーカサ・ミラ 20150702

カサ・ミラにも多くの見所があったが、最も印象に残っているのは二つのエントランスに描かれた壁画と天井画である。 賃貸住宅用のアメーバを思わせる鍛鉄製の扉を潜ると弱々しいランプの光に幻想的な世界が浮かび上がる。洞窟にでも迷い込んだか、それとも何…

ガウディを訪ねて16ーカサ・ミラ 20150702

カサ・バトリョ見学の後、モンタネールのモレラ邸のツアーに参加、昼食を済ませて13時予約のカサ・ミラに向かった。実業家ペレ・ミラが同じグラシア通りに完成したバトリョ邸を見てガウディに設計を依頼した高級住宅である。(1906〜1910)ガウディの最後の住…

足元の出会い

広島カープのセリーグ優勝がほぼ確実になるや地元の過熱ぶりがTV報道され、その中でカープ坊やをモチーフにした強烈な赤色のマンホール が目に入った。 広島市のHPを覗くと観光資源の一要素としてか、幾つかのエリアで千羽鶴、もみじ、鯉といった市ゆかりの…

ガウディを訪ねて15-カサ・バトリョ 20150702

カサ・バトリョは当時の都市建築である。日本では一階にあたるgroundfloorは貸店舗、二階にあたるfirstfloorは自邸、そしてsecondfloorから上を住宅として賃貸していた。エントランスを入ると右手に賃貸住宅用のエレベーターと階段がある。さらに奥に進むと…

ガウディを訪ねて14-カサ・バトリョ 20150702

嘗ては、建築に携わっているものは誰もが一度は実物を目の当たりにしてみたいと思っていたガウディの作品も、今やバルセロナ観光の定番コースとなっている。特に市街地部の主要作品は時間別に入館者を制限しており、運が悪ければ外から見上げて次へとなりか…