スペインはアクロバットがお好き

6月24日(水)曇り後晴れ
Cea5:45~21.9km~Castro Dozon11:40

昨日の歩きで残り100kmを切った。最後の100kmを歩くと巡礼の証明書が手に入る。そこでこの距離を歩く人が多い。このコースではOurenseからである。そのせいか歩いている人や宿に泊まる人が急増している。特に若者、女性そしてスペイン人。やってみたいけどちょっと、という人達である。宿のマナーが乱れるのが心配。
きょうは遠回りをしてOseiraの修道院へ。朝早い為中には入れないが大きな建物。静寂の中暫く一人たたずんていると気持ちが落ち着いて来る。後半は相変わらずのがれ場の上り下り、そしてこれも上り下りの続く自動車道。

Sさんからリクエストのあった斜張橋見つけました。温度に行く途中にありましたが、遠くから見るとアクロバティックだが近くで見ると構造的には湾曲しているものの普通の斜張橋。ところがその橋にワッカが絡み付いているのです。

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何とこれは展望用の遊歩道。見ている分には危なっかしい感じがするが、いざ上ってみると全くその心配はありません。
セビージャで見たメトロポール・パラソルと発想に似たところが有るので、ひょっとすると同じデザイナーか。いずれにしろ大きな地震の心配が無いせいか、アバウトな規制のせいなのかスペインの土木建築にはアクロバティックなものが多く見られて興味深い。橋梁でも日本では多分湾曲は極力避けると思うのですが、平気でやっているように見えあちらこちらで見受けられます。

一眠りの後に。このところビールが余りおいしくない感じなので、ココアを啜りながら。こちらではブランド名「Cola Cao」。