エキナカアート アゲイン

先週は駅舎の中の美術館について書いた。今週は昼食を摂りながら,毎日.BSプレミアムの"関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅"を視ながらポルトガルの旅をしている。以前、リスボンの地下鉄駅のアズレージョアートを紹介(2015/10/09・16・23)したのを思い出し、ipadの"ポルトガルの道"の引き出しを開けてみた。そこで今回はポルトガル第二の都市ポルトエキナカアートについて書いてみる。

先ずはポルトの玄関口サン・ベント駅舎ホール。高い天井高の四面の壁一杯に展開するアズレージョは圧巻である。そこに描かれているのはポルトに纏わる歴史画であるが、残念なことに理解不十分の私には「すごい」「きれい」に留まる。勿体無い!

f:id:peregrino:20151016163830j:image.

サン・ベント駅構内  2013/05/16
側には地下鉄の駅があり、その地下通路には日本画を思わせるアズレージョ。そしてホームの壁面には駅名だけ。シンプルであるがアートになっている。
f:id:peregrino:20171130161313j:image
f:id:peregrino:20171130160634j:image
メトロ  サン・ベント駅  2013/05/17
ポルトの台所はポリャオン市場。最寄駅の通路のアズレージョは地上の活動を彷彿とさせ、通行人が前を通ればそのまま絵の中に入って行きそうである。
f:id:peregrino:20151016164047j:image
メトロ  ボリャオン駅  2013/05/17
日本でも東京の都営地下鉄大江戸線の各駅に見られるように、その土地に因むアートらしきものがあるがどこか違う。所構わぬポスターや過剰な注意書きが見当たらないし、出入りする電車の音以外の音が殆ど聞こえない。あたかもミュージアムにでも居るような気分にさせてくれる。
序でにカルモ教会の外壁のアズレージョ。これぞマチナカアート。
f:id:peregrino:20171130173058j:image 
カルモ教会 2013/05/16