まづはシャワーと洗濯

6月20日(土) 晴れ
A Gudina5:45~35.4km~Laza14:10
今日も峠超えの下り。がれ場と車道のダラダラ坂。
天候が回復し、暑さがぶりかえした。360度青空で雲一つ無い。真っ青の天蓋の下を歩く。ついにダウンし木陰でしばし昼寝。

宿の紹介をしましょう。
巡礼者対象の宿をALBERGUEと言う。長い歴史を経て巡礼者の世話をしている。
清潔な二段ベッドですが清潔に保たれている。数は数台から数百台。大半は20~30台か。これも清潔なトイレと熱い湯の出るシャワーそして洗濯施設は必須。後は自炊のできるキッチン、談話スペース。クルーデンシャルという教会発行のスタンプ帳で身分証にする。
一番利用されるのは公的団体の管理するもの。質素でWiFiも殆ど使えず、管理人のいないところも多い。関係者に連絡して鍵を開けてもらう。数多く設置されており、6ユーロ前後。利用者はお互いの立場をよく理解しておりマナーはよく守られている。

f:id:peregrino:20150620230356j:plain
無償のAIBERGUEで最低レベル

これがないところでは民間のものを利用する。WiFiも使えるなどグレードが上がるが、その分10ユーロ前後と高くなる。
特にキリスト教の教えに基づいてやっているところは各国からやってきた人がボランティアとして働いており、着いた途端水が差し出され、大抵の場合昼食時であり、一緒に食事をしろという。断りがたくすでにすんでいても共にする。そして夕食、朝食が提供され、それでも特に何も要求されない。ホスピタレイロは独特のパーソナリティーを持っており、100%理解出来るわけではないが話が興味深い。私の一番印象に残っている宿である。
場所によっては修道院等過去の歴史を持つ施療院の繋がりを持つ持つものが有る。質素であるがホスピタリティが高く夕食さらには朝食まで提供してくれる。それでお気持ちがあれば。私にとっては宗教的意味合いはないが,ミサにも参列できる。修道院の場合は独特の雰囲気が味わえる。
都市部の場合ALBERGUEが無いところが有るが、その時はユースホステル。一般のバックパッカーや学生のグループ旅行客が多く、マナーが悪く、夜遅くまで騒ぐわ施設をよごすわ。20ユーロ前後。
最後の選択はHOSTALで日本で言う民宿で、朝夕食は有償で提供してくれる。シングルで20ユーロ,ツインで30ユーロ前後。二人連れ特に夫婦の場合利用される。
BARでビール片手に........