アナログを大切に

6月17日(水)
Mombuey~31.3km~Puebla de Sanabria
ところでLUCIANOは私の工程に合わせ暫く同行するとのこと。ありがたいが一方的にイタリア語で喋り立てるので少々疲れ気味。
べッドが柔らか過ぎて二人とも寝不足。しきりに欠伸。
一直線にのびる国道を歩く。結局10km直線が続く。退屈しのぎに交通量調査。この間に出会った車は37台。内トラック15台、バス5台。それに鹿7頭。

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LLUCIANOのスマホの顛末記。
機能不全になった途端、オモチャを取り上げられた子供のようにしょんぼり。ドライアーを買ってきてしきりに乾燥。宿についても他にすること無し。ただし受信電話だけは通じるのでローマから電話を受けては何か愚痴っている。私の様なアナログ人間にはたいしたことには思えないが。どこかでスマホを買うと言っているが、こんな田舎で果たして手に入れられるのか。ところが一昨日レストランから帰ってスマホをベッドに投げ出した途端機能回復。喜ぶことか、突然抱き着いてきた。ミラクル...
しかし昨日宿に着いたら又またアウト。そして又また夕食後宿に帰ると隣の家の前に人だかり。コロンビアから来たとのこと。それを聞いたLUCIANOは自分の祖父もコロンビアから来たと聞いて驚き、さらにおなじ町と聞いてさらに驚いた瞬間スマホを落とした。何とスマホが機能回復。ミラクル....
でも寝る前にアウト。結局接触不良。気の毒で何も言えない。ところが次の町に電話の店が在るとのことで期待を繋いでいる。
今日宿に着いて早速店に行きスマホをゲット。喜ぶまい事か。とりあえず現段階ではハッピーエンド。私も胸を撫で下ろしています。
私が言いたかったことはデジタルもいいけれど、いざという時のためアナログも大事にしましょうということ。
つまらない話でごめんなさい。