第十三便 5月17日(木) 晴
Golinhac〜Conques 21km
昨日レストランで一人で席に着くと、一緒に食事しませんかと声がかかった。兄弟夫婦18人のグループ。メニューがわからなく注文を迷っていると、、英語が話せる人が説明してくれ、間違いのない食事ができました。
Aligot と言うマッシュポテトとチーズを混ぜた料理があっさりして美味しかった。
そして定例の食後の会話も英語のできる人を介して仲間に入れた。仏語は単語を幾つか知っているだけだが心配ない。
今日は待望のコンク訪問。しかし途中から腰の異常。心配した痛みは少ないものの膝に問題のある左によれて歩く。でも何とか到着。シャワー/選択の後サント-フォア協会へ。
入口タンパンの最後の審判は非常にい面白い。
内部の柱頭彫刻も。
集落の中はどこを切り取っても絵になる。
ここにも日本からの団体さん。案内所で貰ったパンフも日本語。
第十一便 5月15日(火) 小雨後曇
St chely d 'Aubrac →Espalion 23km
疲れているせいか、夜中に目が覚めその後うつらうつらしていても寝不足は感じない。でも昨日の雪中行軍のお陰で、昨夜9時に寝たのに朝5時過ぎまでぐっすり。
朝食のセッティング
低気圧が停滞しているせいか小雨が残っている。
前半は登りくだりの繰り返しの単調な歩き。後半は雨もやみ眺望が開け 、「美しい村」St Come d' Olt を通る。周囲を住宅で囲んだ小さな要塞の村である。
今日の宿泊地も世界遺産の橋のある美しい街。
夕食の買い出しに出かける。フランスと言えばパン。でかいパンにびっくり。
今日は全くの一人歩きで退屈な一日。
第十便 5 月14日(月) 雪
Nasbinals →St chely d'Aubac 17km
低気圧が停滞。昨日に続き雪。今日のコースは花一杯の「Aubracの荒野超え」の見所であったが一つ間違えれば「八甲田の雪の行軍」。まさかの雪で準備は無し。寒くは無かったが手袋はなく手はかじかんでどうにもならない。ただ一人雪の荒野を歩きながら変な事を考える。2時間余りの悪戦苦闘の末危機は乗り越えた。異常気象との事であるが1,000mを超えているので不思議では無いとのこと。
本来の姿の写真展示
その後下りにかかり雨となり足元の悪さも加わり、まるで熊野古道である。
今回はハプニング続きで気分が乗らずブログの文章も写真も大いに乱れており、帰国後改めて整理し直します。
第七便 5月11日(金) 晴
Nous Saugues →Chanaleilles 14km
今日又腰痛が出たらチョットえらい事になり、抜本的な対策が必要。距離が短いことにはかない望みを掛け出発。私事ですが今日は私の77歳誕生日。よくも此処まで大事無く過ごしてきたと思いながらも、腰痛の解消を最後の神頼み。結果嘘のように回復し目的地に到着。
所が気が動転していたのか途中でスマホを部屋に忘れたことに気づいた。取りに引き返したが結果はウエストポーチの底に隠れていたと言うお粗末。おかげで約90分のロス。
気が付かなかったが休日を利用しての旅行で予定の宿が取れず明日は長距離の歩き。
BARでシカゴからきた男性とビール。私にとっては腰痛回復と誕生祝。
突然、先日会ったロバの家族連れが宿に到着。ロバには赤ちゃんのベッドまで乗せていた。庭の水路ではしゃぎ回る。そして多分おじいちゃん達に絵葉書を書く。
第六便 5月10日(木) 早朝小雨後曇
St Privat d'Allier →Saugues 18km
昨夜は腰痛もあり宿の夕食を食べた。15€なのでまあまあのものが出ると思ったが、水/トマト ,きゅうり,コーンがのったご飯/豆のようなものをカレー味に煮たものにソーセージ一本。どう見ても半額でも高い。スペインでは12€でワイン飲み放題/パスタ等の前菜肉か魚。
腰の痛みを心配しながら出発。急な登りにかかった時動けなくなった。通りかかったカナダ人がタクシーを呼んでくれ事なきを得た。今日はキリスト昇天祭で店等お休み。万一を考え医者にかかろうと思ったが矢張り休診。ところが生活に関わるファーマシートとブーランジェリー(パン屋)は開いていた。取り敢えず湿布を入手。今後が心配だが取り敢えずはベッドで大人しくして、明日の様子で判断することとした。一人旅の危機到来。
途中で見かけた家族連れ。休日に休みをプラスしたミニバカンスか。赤ちゃんを含めた8人家族がロバと共に。フランスの家族計画の一旦を見た感じがした。
岩屋にマリア像を祀ったものも見かけたが、日本の神道と似た所があるのか。