歩きのあとは
雨後くもり
昨日の宿はゲストハウスで客は外国人がほとんどと言う。和室にでっかいドイツ人と同室。これまたデカイ荷物を持っているので聞いてみると日本に3ヶ月滞在予定とのこと。「長ズボンを沢山持ってきた」と言うが、日本の蒸暑さを知らなかったのか。外国人には珍しく夜は物音ひとつ立てず静かであった。
名前は「ブッダゲストハウス熊野」
朝、管理人は小梅を摘みにゆくと出てゆき、他の客も出発。残されたのは私と猫だけでまるで我が家。
歩きのあと何時も自分へのご褒美に気楽なぶらり旅。今回は暑さもあり1日だけ。
田辺に来たからには南方熊楠さんにご挨拶と顕彰館へ。自宅入口で笑顔がお迎え。
学問的な事は理解不十分であったが、取り敢えず人となりは感ずることが出来た。
JRで御坊市へ。紀州鉄道に乗換え寺内町に向かう。結果は建物は古いだけで町並みも形成されていない。おまけにサイン等の観光インフラも未整備で全く裏切られた感じ。成果はマンホールコレクションがひとつふえた事。
うだつの鏝絵がひっそり
次は醤油の街湯浅。醸造元が集まっている地区を保存地区に指定し、建物が生きて使われているため保存状態も良い。しかしサイン類が未整備で時々自分の位置を見失う。
街なかを「熊野古道」が通っており少しばかり歩く。
麹屋
嘗ての風呂屋今は街の資料館
隙間のない切り込みはぎ、
隙間のある打込みはぎ、