第二十七便 5月31日(木)曇後快晴
La Romieu 〜Tollet 21km
こちらではいつも昼頃から雷が鳴り、夕方から雨がパラつき、夜は多分雨であろう。今日も泥濘との戦い。次第に靴が重くなり靴底が厚くなるのを感じる。へばりついた泥は簡単には取れない。スパッツと竹ベラは必需品であろう。
ベルギー南部の夫婦と暫く話しながら歩く。突然目の前の小川が増水し飛び石が水面下、しかも水の濁りでどう渡るか判断しかねる。思い切って先に渡り2人をどうにか渡らせた。
葡萄酒の産地らしく葡萄畑が増えてきた。
Condom はダルタニアン出身地とかで教会前に像が建つ。妙に懐かしい。
今日は農家宿。田舎暮らしの実感とアルマニャクワインに惹かれて横道に逸れてやってきた。経営者はフランス語しか話せず、身振り手振りや筆談で何とか手続き。後続のフランス人女性二人組もフランス語のみであてにできない。
久しぶりの快晴で洗濯物パリパリ。