フランス交通事情

BSの国際ニュースでフランスの空港建設反対の国鉄ストを報じていた。関係がよく分からない。現在 5月からフランスに出かけるべく準備中である。歩きの間は鉄道は関係ないが、その前後約一週間鉄道を利用して、この機にロマネスクやゴシックの建築(教会/大聖堂)を訪れるスケジュールを組んでいる。インターネットで調べると、4月から6月にかけて週の2〜4日を指定してスト実施との事。なんと3日がスト実施日となっている。しかし具体的な事は前日に発表とあるので、ここでやきもきしてもどうしようもない。

ストライキはフランスに付き物であり、ポルトガルからの帰路にもドゴール空港でのストの影響で代替便への乗り換えでヒヤヒヤした事がある。語学力の低い一人旅の泣き所である。

 

ところで、一時フランスで生活をした池澤夏樹さんの「のりものづくし」(中公文庫)を読んでいて、興味を引かれた。 

制限速度が全体として日本よりは速い。その代わり五キロオーバーでも監視カメラで見つかれば罰金。

交差点で、信号機は進入する手前の低い位置に設置。停止線が要らない。

日本に比べると信号機が少ない。一時停止と譲り合い、一台ずつ交互に進入で済むところには信号機は設置しない。

町を出ると信号機はいよいよ少なくなる。ロン・ポアンと呼ぶロータリーになっている。欠点は広い土地を必要とする。ロータリーで大事なのは、機械仕掛けの信号機に機械的に従うのでなく、運転者自身が進入を決めなければならないことだと思う。

フランスでの観察ポイントがひとつ増えた。

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さすがフランス   バイヨンヌ  2012/08/30