同行二人/OLYMUPUS PEN

現在絶えず私に同行しているカメラはOLIMPUS PEN Lite E-PL2である。このシリーズはすでにPL9となり今や骨董の域に達している?出会いは2011年である。

膝の故障で3年間のリハビリを経て、完治ではないがどこまで回復したか試してみたいと思い、兼ねてから歩きたいと思っていた"四国お遍路"の準備に取り掛かった。その準備の一環として手持ちのカメラの買い替えを考えた。メーカー各社は毎年のように新機種を発表しており、どれを選ぶかは至難の技が求められる。そこで最低限の自分のニーズを明確にすることから始めた。

主な使用目的は「行動中何かを感じた時歩きながらでも時素早く撮影する。」である。従って「小型で軽く操作が容易である」が第一条件となった。次に対象となる被写体の多くが建築物であることから、引きが無いところでも全体像が収まる「広角」と、離れた所のディテールが認識できる「望遠」である。更に視力が弱っている上屋外での撮影が多いので、モニターだけでなく明るいファインダーが望ましい。更に更に身体の柔軟性が低下している為無理な姿勢をとらないで撮影したい。その他は芸術写真を撮る訳ではないので特段の要求はなく、どのメーカーのどの機種でも問題無い。

結果として一眼レフはまず対象から外れた。写真をやる者にとっては先ずはいじってみたいと思うが、こうして冷静に考えると自分のニーズには無用の長物である事を痛感した。 次回に続く

 

今まで一万枚以上の写真を撮った。My best shot では無いが一番のお気に入りはスペインで撮った少女である。  街角でアフリカ系のミュージシャンが演奏を始めるやいなや踊り始めた。スペインの血を感じた。

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Santiago de Compostela/Spain  2014/6/23