やってしまいました!

塩の道温泉~小谷村中土瑞穂集落  18km?  晴れ

今日も雨飾山を眼前に見据えながら歩を進める。手元に資料がないので、深田久弥が何と表現しているかわからないが、私には毅然とした態度で単座している女性に見える。とにかくその姿が気になる。

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今日は標高860mの大網峠越えで今回のコースで最もハードな歩きである。そして遂にやってしまいました。身体がなれ7てない上にこの暑さで別の谷筋に下りてしまった。泣く泣くもとの登り道を引き返す。標識は結構設置されているが、最も必要な分岐点には不思議と見当たらない。文句を言っても始まらない。最終的には自己責任である。やっと地元の人に出会い軌道修正したが、1時間以上のロスと圧倒的な体力の消耗。やむ無く電車で二駅移動。結果本日の歩行距離26.5kmは約18kmに短縮。電車の便数が極端に少ないが運良く20分後の便があった。駅前の店で取り敢えず昼食のパンをと思ったが、今時そんなものは売れないそうで、品数は極端に少ない。湯を沸かしてもらいインスタントのうどんを掻き込む。

でも新緑の季節に相応しい景色にも出会えた。

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今日の宿は江戸時代末期の民家を改修した農家民宿のゲストハウス。私が歩いているルートから4km入ったところであるが、興味深いので予約した。現在八時。私以外の宿泊者が手伝った夕食が出来上がったと声がかかった。

食事が終わった時にはすでに九時半過ぎ。ご褒美のビールで眠りの誘い。魅力溢れる宿の紹介は明日に持ち越しとする。

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