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ガウディを訪ねて⑧ーベリェスグアルド/20150630

ベリェスグアルドを目指して先に進むが、市街地の端部の為道路が入り組んで一時目的地を見失う。ふと見上げた先に名前通りの「見晴らしの良い土地」に発見。
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ガウディが個人住宅として設計(1900〜08)したもので、上階には今も居住者がいるとの事。アラゴン王の離宮廃墟跡ということからか中世の城を思わせる外観である。
事前に19時まで公開されている事を確認しているが、3時過ぎにも関わらず門扉は閉じられている。通りかかった関係者に理由を聞くが双方の英会話力ではラチがあかない。やむ終えず「はるばる日本から来た建築に関心のあるもの」だとか何とか言って、やっと「1分だけ」との約束で中に入れてもらった。
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前庭に椅子が並べられておりイベント準備の為に早く閉めたものと思われる。しかし予告の張り紙も見当たらない。公開時間中に鍵を閉めて昼食に行く美術館もある国である。
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王の時代と同じゴシック調のデザインで、廉価なレンガ造に現地産の石を張ったものであり、周辺の風景との調和を図っている。「歴史主義」から「自然主義」への移行の予兆とも言われている。
前庭には同時期に手がけた 「グエル公園」にも見られる破砕タイル張りのベンチがあるが、ブルー色で抑えた色使いである。
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上部ではサンタ・テレサ学院で見られたお約束の四つ腕の十字架が色鮮やかに輝いている。
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と、ここまで確認した時、先ほどと違う男が近ずいてきて有無を言わせず追い出されてしまった。
建物内部は外観とは一変して石膏の白い滑らかな曲線で柔らかな印象……と言われているが、無念の涙を飲んでスゴスゴと退散。
最近テレビの旅番組で二度目のバルセロナ観光のお薦めスポットとして内部を紹介していたが、再度の訪問は無いと思うと残念でならない。