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峠、峠又峠

5月15日(日) 紀伊長島6:00〜馬越16:20
        31.5km 晴後曇

宿「ゆうがく亭」は木材商が材に拘った築60年の古民家を今の暮しに改築し、特定非営利活用法人が運営する宿泊施設。もっと知りたい方はインターネットでどうぞ。

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ここでも県会議員で保育園を経営しながら法人に参加している話好きの東さんが館内を案内してくれた。宿泊定員は10名だが今日は2名。提供されたのは洋室仕立ての一番いい部屋。
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和室の柱は杉の柾目、欄間は厚さ1cm位の一枚板で天井が高い。
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アーティストが利用できるスペースも用意されている。
全館に木の香りが漂っている。

港のある「魚まち」に出かける。埋め立てで出来た昭和の雰囲気が残ったラビリンスのようなまちで、鬼ごっこをすれば面白そう。
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しかし背後の山を見るとコンクリートで覆われた斜面は今にも崩れ落ちそう。海抜4m。そう言えばこのあたりは南海地震が襲う危険のある地域じゃなかったっけ?
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左の階段は避難路

もう一つ面白看板発見。翻訳アプリによると"Shoppy"は「商店が多いです」とあった
??
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今日は距離が30kmを越え、峠を四つ越えるため6時出発。海近くの道を進み尾鷲手前の馬越に向う。第4の峠「一石峠」73mをクリア。道端に地蔵さん。「無縁地蔵」とある。
昔の旅の厳しさを思わせる。
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第5の峠は「三浦峠」113m。急登で息があがる。気がつけば峠を通過。第6の峠「初神峠」147mの「江戸道」は優しい道。鳥のさえずり、水の音、ゆったりと吹き付ける風そして緑の木立。でも古びとにとっては生活や信仰が掛かっており、こんな呑気な心境で往来していたとは思えない。
今誰もいない峠で腰を下ろし海に浮かぶ島々を眺めては神妙な気持ちで書いている。
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第7の峠「馬越峠」は上り下り共に急勾配の石畳が続き高さも325mと指折りの難所。
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峠道には距離100m毎に標識が立っている。時間を測ってみると4分前後かかる。同じ距離で10秒を切る人がいるというのになんと非効率なことか。

とか、くだらない事を考えているうちの今日の宿についた。