時間を気にせず

5月13日(金) 滝原7:50〜伊勢柏崎12:30  12km 晴

 
今日も出発までの時間つぶしの野面積み
一年ぶりのロングトレイル、延々と続く舗装道路、油断してストックは背中、そして突然の暑さ等が重なり、身体のあちこちの痛みと倦怠感。昨日は途中薬屋で湿布を調達。お陰で今朝は少しばかり体調回復。
 
昨日も道中に茶畑が転々。二人が茶摘み。手摘みでなく機械で摘んでいる。一人は後継者と思われる若者。茶の香りが漂う。今回は二回目でもう一回摘むという。
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目当ての宿はサミット御用達の一括借り上げ。町役場の紹介で食堂喫茶を兼ねた旅館。鮎釣り客が利用する宿でご主人の鮎談義。残念ながら釣もグルメも…。隣に座っていた夫婦は埼玉から全国を車で移動し歩き回っているという。こちらとは話が合う。今日の峠超えで蛭に足を噛まれ血が止まらないと言う。気にしていなかったが注意が肝心。店主によると鹿や猪もよく出てくるそうで、猟の季節になると本能的に別宮の杜に逃げ込むそうだ。
 
所でなんで今日の歩きはたったの12km。前日やっと気がついたが単なる距離の計算間い。今日はハイキング気分で歩く。
 
宿の主人が近くに大滝峡があり、鮎が住むだけに清流だと言う。時間つぶしに立ち寄る。外部の訪問者を期待していないのか案内図がなく残念ながら水際まで行けなかった。明日が鮎解禁日で入漁料3,500円/日、22,500円/年で釣りが楽しめる。
 
集落に入り、ありがたい事に牛乳配達の車に出会い牛乳を分けてもらう。前の家のオバサンの行為に甘え、軒先に座り込み世間話を始める。サミットは話題にならないが「税金を我が財布と考える都知事」は話題となる。通りすがりの人に「この兄ちゃん凄いで」とPRする。 
又歩き始める。モバイルクーラー付きで川沿いを歩く。快適!
い目の前に気になる看板。 "ん"
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まだ10時過ぎと言うのに宿は近い。路側に休憩所を見つけブログを書いている。
途中昼食予定のコンビニは今や姿なく、12時過ぎに到着。チェックインには早すぎると近所の店で食料とビールを調達し、高台の寺で昼食と昼寝。最近日本語を磨ければと俳句に興味を覚える。まだ句は読んだことはないが恥ずかしながら今の心境を読んでみた。
 
  涼風に涅槃姿の寺の縁
 
どなたか赤ペンをお願い。