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ちょっぴりディープの神楽坂

神楽坂と言えばかつての花街情緒を残しながら、東京の観光名所として多くの若者やフランス人を中心とした外国人を集めている。細い石畳道、そして黒板塀の老舗料亭やレトロの中に新しさを演出した飲食店。
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でももう少し歩を進めて大久保通りを越えるとちょっとディープな神楽坂に出会う。キッカケは今流行りのテレビのお散歩番組。タレントの高田純次が歩くテレビ朝日の"じゅん散歩"。訪れたのは区が住宅 を買い取り公園として整備した<赤城子供遊園>。そこで見た二頭の像象の滑り台が気になって訪れることにした。
昔ながらの路地の奥にあるため分かりにくいとのコメントがあったので見かけた交番へ。お巡りさんが首をかしげるそばで若い婦警さんが「私もテレビで見た」。もう一人のおまわりさんが「聞いたことがある」と住宅地図を広げる。奥まった住宅に緑のマーカー。詳細は近くの住人に聞くことにして先に進む。途中で神社に出くわす。赤城神社とあるが新しく建て直したのか境内にモダンなマンションと宙に浮いた天神社。
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本殿前に狛犬
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風態が気になるので説明書きに目をやる。
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天神社は歴史があるものか、旺文社が「蛍雪神社」としてこの場に復興したとある。懐かしい単語。学問の神様だけに納得。社務所はマンションの足元にあり、おみくじはコンクリートの柱に。絵馬には時代を反映して映画やアニメのヒット祈願。
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近くの焼き鳥屋.?で聞いてやっと目的の公園にたどり着く。左の路地に目をやると奥の方に二頭の象。
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更に近くが子供の姿はない。
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右側の階段を上がると人影が目に入る。パソコンをいじる若者と弁当を食べる中年の男性。子供の遊園地でなく大人の隠れ家といった風情。居心地の良い空間。暫く佇む。来た甲斐があった。これを作った新宿区に敬意を表したい。
帰途のもう一つの出会いがあった。先方に木製の屋外階段の奥に倉庫らしきスレート葺きの建物が目に
入る
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近づくと「la  kagu」とあり、古い倉庫を改装した店舗。国内外の新旧織り交ぜた家具、小物そして衣料品を扱っている。入り口正面に「Hareng(ニシン)」なるナゾの企画。実はパリのセレクトショップ<mercl>のディレクター、ダニエルさまのプライベートコレクション、ニシンの酢漬け用食器を展示とある。たまらなく欲しくなる。
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インテリアは倉庫の転用とは思えない落ち着きセンスのある作り。中のカフェでは若いデザイナーが創作に専念している。内部は撮影禁止のためドア越しに一枚。
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満ち足りた半日が過ごせた。