エキナカアート

ポルトガルリスボンには多くの見所が有り、路面電車、ケーブルカーそしてエレベーターを使ってのまち歩きは大きな楽しみです。しかし、私はもう一つのリスボンの楽しみ方を紹介します。
一昨年再度のサンチャゴ巡礼(ポルトガルの道)に出かけるべく情報を集めていた時、ある本屋でポルトガル特集を組んだムック「旅行人No164」を目にしました。記事の中に「地下鉄の駅の中の装飾がけっこう楽しい」として幾つかの地下鉄駅が紹介されていましたー。アズレージョ(イスラムが持ち込んだ装飾タイル)を使ったプラットホーム等の壁面装飾で、ポルトガルに行ったからには見逃せないと思い、リスボン滞在の1日を予定しました。
2013年5月2日リスボン入りし、翌日宿の最寄駅である「バイシャ・シアード駅」から地下鉄エキナカアート巡りを開始しました。リスボンの地下鉄は4路線あり、赤青緑黄色の色で識別出来ます。
まずは緑ラインの隣駅「カイス・ド・ソドレ駅」へ。何故か「不思議の国のアリス」のウサギ。でもその大きさと躍動感は素晴らしい。
f:id:peregrino:20150929204727j:image
カイス・ド・ソドレ駅

次は緑ラインを引き返し「アラメダ駅」へ。何か言いたげであるがよく分からない。
f:id:peregrino:20150929205236j:image
アラメダ駅

赤ラインに乗り換えオライアス駅へ。プラットホームとは思えない、日本では考えられない機能を超越した大胆な空間の遊び。
f:id:peregrino:20151001163214j:image
オライアス駅

f:id:peregrino:20151001164502j:image
オライアス駅

さらに進んでオリヴァイス駅。かつて地中海で活躍した十字軍の帆船がテーマか。
f:id:peregrino:20151001163431j:image
オリヴァイス駅

オリエンテ駅は1998年開催の万博の時に開業した。万博跡地は「國際公園」として、休日には多くの市民の憩いの場。アズレージョよりも超モダンの駅舎が素晴らしい。
f:id:peregrino:20151001163545j:image
オリエンテ駅

f:id:peregrino:20151001164201j:image
オリエンテ駅駅舎

続く