ゴヤ ピカソ ダリ ベラスケス ミロ

7月11日(土)  晴れ
Madrid~Inchon
MadridそしてInchonの空港は共にfreeWiFiあったが、Madridはバーガーキングで登録が必要とか、Inchonでは接続はできたがインターネットが使えなくて、帰国後のアップになった。
帰国の便が20:50発なので一日が有効に使えた。先ずはプラサ マヨール。スペイン各地には必ずといってあるが、私のベストスリーはChinchon Salamanca そしてMadrid。しかし工事中で散々な光景。次にのみの市に向かったが、道をひとつ間違えあきらめて王宮に向かった。10時オープンと同時に入場。しかしすでに団体客が続々と。何故王宮かと言うとこれまで各地で王宮を訪ね少々食傷気味の上、帰国のためMadridに入った頃は心身共に疲れ切り何時もパス。しかし次があるかどうか、ともかく本家本元はと出かけた。さすが物が違う。書物で知ったスペイン王室の凄さを目の当たりにした感じ。プラドにもあったあのボッとしたカルロス四世、顎の長いカルロス三世の肖像画。それに右翼?の博物館。乗馬用具 鎧 銃 剣等の戦闘用具が集められているが、その工芸技術はつい見惚れてしまう。中にはこちらで使われていた日本の鎧もあったのには驚かされた。入場料は10ユーロだがシニアは5ユーロとあったが、EU以外の国民?は10ユーロ。残念。でもその価値は十分にあった。



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撮影禁止をこっそり


次に訪れたのはゴヤパンテオン。ここにはゴヤの柩があるが彼の描いた天井画が素晴らしい。不便なところで一般の観光客は来ないため静かに観賞できる。昨年訪れたが、何かイベントがあり入場出来ず今回はるばる訪れた。あのゴヤとは思えないやさしさのあふれた絵で、何故か使われていた赤い色が印象に残った。隣のレストランで昼食とともに昨年「北の道」で飲んだシードラ(りんご酒で、本場では高い位置から左手の低い位置のグラスに注ぐ)


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締めはソフィア王妃芸術センター。こちらは建物も見もので、表の透明感溢れるガラス張りのリフト(設計:イアン リッチー)と裏の天井裏の赤に街が写り込む新館(設計:ジャン ヌーベル)。


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中にはピカソゲルニカ他の名画と現代芸術が並んでいるが、何時も思うのは、それが名画であろうが無かろうがその背景が窺える場で観賞するのが一番。

これで今回の一人旅の予定はほぼ100%完了。宿で荷物をピックアップして空港へ。