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土木技術は偉大

7月8日(水) 晴れ
Algeciras~Ronda~Sevilla
一回りしてまたSevillaに帰ってきた。それにしてもこの熱さはなんだ。あのExtremaduraの地獄を思い出させる。バスターミナルからやっとの思いで宿にたどり着き、今はALBERGUEには稀な空調の効いた部屋でこれを書いている。
今日は朝一番のバスで新旧の街を隔てる渓谷を跨ぐ橋で有名なRondaに向かう。バスには仕事に出掛ける地元の人が入れ代わりたちかわり乗り降りし、大声で運転手と世間話をして行く。私には99%話の内容は分からないが、時々分かる単語で勝手に想像してみる。彼らにとってはこれが日常の始まりなのだろう。
途中には所謂白い村が次々と現れる。宿やレストランの案内が見られるので、取り合えず観光地らしい。しかし彼らは一顧だにしない。日常の風景に過ぎないから。はるばるやってきた私にとっては
興味深い風景であるはずが、彼らの日常に加わることに心地よさを覚える。

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ミハスより素朴さが味わえそう

話の通り橋の景観は凄いの一言。谷底に下る道を下りてゆくと、途中からなんと垂直の壁を鉄のワイヤーをつたわり、鉄筋のステップを下りてゆく。しばらく挑戦したがサンダル履きで足元が不安定な上、疲労の蓄積で注意力が心配なので途中で退却。でも下から仰ぎ見ると凄さは一層迫ってくる。今も技術であれば簡単に一またぎであるが、当時の技術では縦に細長いアーチを持つ橋脚が必要とされたのであろう。途中の別れ道を行くと橋の下までたどりつく
。下から仰ぎ見ると凄さは一層に迫ってくる。

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ぎりぎりの挑戦の結果

Sevillaに向かう道の両側にはひまわり畑が広がる。少し時期が過ぎたのか、黒っぽく枯れかけている。でもこの風景を見たくて帰ってきたと言ってもいいので、これはこれで興味深い眺めである。

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後ひといき