MOMATのいす、そして階段

美術の専門教育を受けてない人が、伝統や流行にとらわれず、自身の内側から湧き上がる衝動のままに表現した作品をアール・ブリュット、アウトサイダー・アートと称し世界的に注目されていることを知った。東京国立近代美術館(MOMAT)/東京藝大/NHKが主催する…

続々ミュージアムを愉しむー映り込み編

先月、江東区の東京都現代美術館の階段まで紹介した。その手摺のガラス面に映り込んだ建物をズームアップして眺めると楽しみが増す。 美術館の外部には水盤があり、その水面への映り込みには又異なった印象を与える。 更に、反射による映り込みとは別に床へ…

AGCの階段

前回TOTOから始めたが、今回はLIXILから始める。NHKの"日曜美術館"で京橋のLIXILギャラリーの展示会「ものいう仕口」を知った。そして出かけた。 仕口とLIXIL?インターネットで調べる。2011年にトステム/INAX/新日軽/サンウェーブ/東洋エクステリアが合併し…

飯野ビルの階段の?

TOTOの主催する若手建築家の講演会に出かけた。会場は内幸町の飯野ビルのイイノホールである。エスカレータで 4階に上がると 、ホールエントランスに対面する壁面に大きな壁面彫刻が現れた。抽象的なものであり、何を言わんとしているのかと暫く眺める。現代…

続・ミュージアムを愉しむー階段編

NHKの日曜美術館で上野の"国際子ども図書館"の展示会"絵本で見るアートの100年ーダダからニューペインティングまで"を紹介していた。展示の中にダリ、アンディ・ウオーフォール、キース・ヘリング、バスキアそして草間彌生、奈良美智と言った馴染みの画家の…

ミュージアムを愉しむ

年も押し詰まった先月27日の日暮どき、渋谷の松濤美術館に出かけた。企画は"パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華サラ・ベルナールの世界展"。サラ・ベルナールには彼女がその才能をいち早く見出したミュシャやラリックの展示会で出会った事がある。今回の展…

ついでに夕景も

巡礼では朝早くから行動を起こすので感動的な日の出にめぐり合う事がある。しかし、疲れと翌日の事を考え早めに就寝するので、心に残る夕景を目にする事は少ない。地形の関係もあり日本の様な山や海に沈む日の入はほぼ期待できないが、幾つか記憶に残る夕景…

明けまして

明けましておめでとうございます ブログを始めて6年目に入り今回は365便となった。お陰様で身の周りの出来事に見境無く?関心を持つ様になり、成果は別として文章力を付けるべくジャンルを問わず本を読み漁っている。時にはマンネリに陥る事もあるが、気力の…

私が出歩く理由

生まれながらに、疾病により、高齢化により外観に悩みを抱え、現状では医学的な対応が期待できない、そうした方々に抜本的な解決にはならないが、"メンタルメイク"という化粧法により社会参加、社会復帰への後押しをしている「顔と心と体研究会」理事長内田…

お詫び

お付き合い頂いている皆様 原因が分からないのですが、本日12月21日のブログが12月2日付けでアップされました。 繰り上げてお読みください。 申し訳御座いません。 peregrino

出会ったサル

オーストラリアとサルがどう繋がるのか。インターネットで調べ分かりました。戦後、旧蜂須賀邸がオーストラリア大使館として使われた後、建て替えの為取り壊され、当時の門柱だけが残っているそうだ。 一方、立ち烏帽子に御幣を担ぐ猿は日枝神社の神猿をモチ…

三田再訪

都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅に降り立ち、神明坂を南に進み日向坂を渡ると右側に濃い青味がかった色の塀が続く。その片隅に薄茶色で正方形の陶板が目に入る。近づくと御幣を担ぎ烏帽子を被った猿のレリーフ。 疑問を抱えながら先に進むと鉄製のゲートがあり、…

六本木から上野へ、そして

又々、テレビ番組情報に促されての街歩きである。「ぶらぶら美術館・博物館」の山田五郎さん御一行が、上野の東京国立博物館で開催中の住友財団修復助成30年記念「文化財よ、永遠に」と題する特別企画展を訪れていた。 久しぶりの快晴の11月末,六本木のFUJIF…

続・私のスモールジャーニー

人権啓発イベントでロバート・キャンベルさんの話を聞いた。杉田議員の新潮24の発言に直面して、自らパートナーと生活を共にしている事を公表し人権問題に取り組まれている。今回は「『ちがい』を持つ人々との豊かな出会いに向けて」と題するトークで、当事…

ダンス ダンス ダンス 浅草&ラテン編

「谷中五重塔」の話を聞いた帰りに浅草をぶらつく。ここも銀座同様インバウンドの外国人が溢れかえっている。商店街の一角のホテルの前に人だかりができ、そこから軽快な音楽が聞こえてくる。近づくとお祭りではないのに路上で着物姿の男女がダンスにふけっ…

私のスモールジャーニー

8日、両国の江戸東京博物館で行われた探検家"関野吉晴"さんのトークイベントに出かけた。 関野さんといえば,人類がその発祥の地アフリカから、世界各地へと拡散していった経路を、人力にこだわり逆ルートでたどる旅「グレートジャーニー」で知られており、て…

キャンパスのギャラリー 海外編

スペインのサラマンカ大学は中世に創立され、ヨーロッパで三番目、スペインで現存最古の大学で ある。旧市街を歩いていると俯き加減で足早に歩く人に出会う。東京の本郷辺りで出会う空気感で、スペインの他の都市では見かけない風景である。建物の壁面に何か…

キャンパスのギャラリー

先月初旬、慶応義塾三田キャンパスを訪れた。これまで公開講座、講演会、展示会等機会を見つけては多くの大学を訪れている。本来の目的以外に、歴史の古い大学が多く建物を含めた独特の雰囲気が楽しめるし、学生達に混じって歩き回っていると気分が若返る。…

路面のギャラリーその2

聖地 サンチアゴ・デ・コンポステラは北緯40度で日本で言えば札幌あたりであるが、6月と言えどその日差しは強烈である。 頭上の茂みから漏れくる光を日本では木漏れ日と表現し、熊野古道に描かれた陰影は墨絵を思わせる。 しかし、スペインの日差しは強烈で…

路面のギャラリーその1

NHKのBSプレミアム「関口知宏のヨーロッパ鉄道旅」の再放送にチャンネルを合わせる。鉄道と徒歩と移動手段は異なるものの、私の旅のスタイルに似ているからだ。今週は懐かしいポルトガルが舞台。海岸線に沿って街並みが展開し、その前面に広大な砂浜が広がる…

まちなかのギャラリー 路面編

テレビを見ているとどのチャンネルに回しても(古い)ラグビーのワールドカップの話題である。その中で、ラグビーを愛する全ての人々の幸せを祈願すべく、丸ビル外溝部に「丸の内ラグビー神社」を建立し、話題を呼んでいるとのトピックスに出会った。京都の下…

高きが故に

すみだ北斎美術館に出かけた。金沢21世紀美術館を初め国内外の多くの美術館を手がけているSANAA(妹島和世+西沢立衛)設計であり、いつか訪れてみたいと思っていた。今回は北斎作品の展示ではなく「ファスナーの船」と題するトークイベントが目的である。 ア…

フランスで出会ったラグビー

ラグビーには特段の興味を抱いていなかったが、先日偶然ワールドカップ開会式のテレビ中継を眼にした。過度な演出と長時間にわたるオリンピックの開会式に辟易としていた私にはシンプルかつ適度な長さが好ましく思えた。それもあって、翌日昨年の訪仏以来何…

まちなかのギャラリー

昨年まで国内外のロングトレイルを楽しんでいたが、今年に入って若干トーンダウンして専ら日帰りのまち歩きにシフトチェンジしている。久し振りにゆっくりとまちを眺めていると、来年のオリンピックに向けて猛スピードで変身しているのには驚きと戸惑いを覚…

錯を愉しむ

場所は明治大学博物館。視覚上の錯、所謂錯視。仕掛け人は明大研究特別教授の杉原厚吉氏。 実は「見えているのに見えていない! 立体錯視の最前線」と題する特別展に出掛けた。日常生活での素朴な感覚である"錯視"を"現象数理学"という数学で解き明かしたも…

モスクへ行こうよ

小田急代々木上原駅を出て 井の頭通を西に進む。緑豊かな街路樹の隙間から突然異国情緒を漂わせた尖塔が顔を出す。今日の目的地東京ジャーミー、イスラーム教のモスクである。 巡礼路の旅では信ずる信じないに関わらず宗教と無関係ではいられない。四国巡礼…

出会った牛

馬の絵で知られ文化勲章を受賞された坂本繁二郎氏の展覧会と講演会に出かけた。氏の名前は聞き覚えがあるものの、作品には特段の関心は持っていなかったが、地元の練馬区立美術館という事で足を向けた。日本画から油絵に移ったという事からなのか全体的に淡…

究極のサイン

先日、東京都写真美術館から東京都庭園美術館へと裏道を通ってハシゴをしていて、以前紹介したものに出会った。 これを何と呼べば良いか。私にとっては国内で出会った究極のサインである。最初に出会った時暫く考えて"子供達が通学で通ったり遊んだりしてい…

暑い!熱い!

とにかく暑い!高温に加え高湿度のため冷房の効いた屋内に逃げ込まないと不快な暑さからは逃れられない。35度超えの猛暑日も珍しくなく、台風の影響もあり40度超えの声も聞こえてくる。 日陰を求めて俯き加減で黙々と歩く。渇いた土地の巡礼路には陰おlを提…

学生に戻った

「私立大学研究ブランディング事業」とやらで法政大学に発足した"江戸東京研究センター"が学外に開放しているイベントに参加すべく市ヶ谷キャンパスに通学?している。センターの設立趣旨には「都市東京のこうしたユニークな特質を生み出す基層構造をハード…